カテゴリ「感想」に属する投稿10件]

香村純子が次のライダーのメインライターと聞いてゼンカイジャーの事考えてた。
ゼンカイジャーって「共生」の物語だったけどじゃあ誰との共生?って移民・難民との共生の物語だった訳で…。キカイノイド達って自分の国の権力者の欲望の為に元いた世界から移民させられて棄民された難民なんよな。
キカイノイドキャラが体の不調で病院行ったら当たり前にキカイノイドの医者いるシーンめっちゃ好き。いやでも本当当たり前の事よな、キカイノイドをキカイノイドの医者が見てくれるの…。移民の患者としての権利も職業選択の自由も守られている世界…。
国会に人間の議員だけじゃなくキカイノイド議員がいたのも好き(外国人参政権の実現…!)
新聞にキカイノイドの権利を守る為の法案が載ってるシーンもあった。
他にもとにかく人間がやってる事はキカイノイドも当たり前にやってる描写だらけだった。
共生するのに大事な事って何?→移民が元々暮らしていたマジョリティと同じ権利を保障される事っていう話をずっとしていた。

何でこの作品の主題歌歌手がレイシストつるのなん💢💢💢
そういうとこ…。

人権感想

ながたんと青と ―いちかの料理帖― | 第47話

読んだ時のTwitterログまとめ。

男産め産めは最悪だけど予想してたので辛さに耐えられたが、鈴音が虚ろな目で自分の刺繍について「こんなに上手やのに…何の価値もあらへん」と心の中で呟くシーンが全然想像が及ばなかった類の苦しさでとても辛い。

いちかの料理と鈴音の洋裁、世間から認められそれで生計を立てている前者と“暇な奥様“の手遊びのように扱われる後者。
両者の価値に差があるはずがないのに、家父長制社会が後者を貶める。あまりに辛い。

鈴音がいちかと周の仲をかき回すお邪魔虫のような扱いになるのは絶対嫌だと思ってたんだけど、今回見るに大丈夫そうかな…でもとても辛い。

ながたんと青と ―いちかの料理帖―

感想

ひとごろし - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画
上は、松竹公式の紹介ページリンク貼ろうとしたら公式が結末までのあらすじ全部書いてしまってるのでFilmarksにした。
以下、Twitterで昔つぶやいた映画版ひとごろし感想ログまとめ+α。

主人公と妹のやり取りが好きだったんだよな〜と見返してみたらやっぱりすごく好き。「男らしさ」と程遠い主人公の良さ。妹にも敬語なの可愛すぎやん。

妹に「(臆病者と笑われてる)兄上のせいで嫁のもらい手がない」と愚痴られてる時のひたすら弱々なところすごく良いんだけど、妹に上意討ちやるぞ〜って興奮して気が大きくなってるとこの演技の不穏さ、松田優作すごくいいな…。

「男らしさ」に飲まれてしまって妹にも居丈高な態度になってしまうのかと思いきや、根の「男らしくなさ」の方が勝っているのでそうはならないところが良い…。

これ、ラストを思い返してみると封建主義とか「男らしさ・強さ」とかに舌出してみせるというか服従しない終わり方でとても良かった記憶。

劇伴がアニメっぽいなと思ったら渡辺宙明。
このコミカルで軽い音楽が、武士道をとことんコケにしてる感じですごく良い。

武士達が六兵衛を決闘の場に引きずり出すくだり、失神や失禁した特攻隊員を無理矢理戦闘機に乗せていたという話を連想してしまう。
作中一番怖かったシーン。
武士達の滑稽さがまた怖さを煽る。

ひとごろしの好きなところ、武士道をとことんコケにしているところ。音楽や主人公のキャラ、結末に至るまでとことん武士道をコケにしている。

主人公が「武士の美学」「男らしさ」のかけらも無いところが良い。
本当に武芸ダメで知恵者でもない(あれは知略とはまた違うと思う)人格が立派な訳でもない。
日本のエンタメの美化された武士像からとことん離れたキャラなのが良い。

封建主義社会で、人間を権力者の為の道具としてしか見ない社会では「役に立たない人間」であり続ける事自体が権力へのサボタージュというか反抗というか。権力者に都合の良い道具にならないという事。なんか癒しを感じてしまった。

結末、主人公が「武士道」「忠義」みたいなのを全部裏切っててめっちゃ好き。
私は従順じゃない人間が好き…従順な人間は見ているのがすごく辛いので…。

昂軒も主人公に引っ張られて「武士道」を捨てちゃうのとても好き。
共犯関係になっちゃってんじゃん…好きだよ…。

武士でない為に武士達から見下される昂軒が、武芸の腕といい立ち居振る舞いといい死ぬ覚悟を決めている事といい作中の誰よりも「武士道」の理想を体現しているの皮肉で良い。

感想


My Adventures With Supermanの絵が好みすぎて定期的にTwitterで検索して情報を探している。
メイン3人でわちゃわちゃしてるキャプチャを見かけるととても嬉しい。
スーパーマンが他のメイン2人をまとめてお姫様抱っこしているキャプチャとても可愛かった。
日本でも配信してほしい…というかアメリカでもまだ配信してないのか…?英語情報しかないのでよくわかっていない。

感想

ながたんと青と 48話
>「僕は兄さんと鈴音と母と一度しっかり話す機会を設けるべきだと」
周のバカ!!!いじめ加害者と被害者に話し合いさせて問題解決しようとする小学校教師か!!
自分では親兄弟の事冷徹な目で見れてるつもりなんだろうけど、自分が思ってるよりは身内に甘いからね周(家族との仲別に険悪でもないしな)
>「あかんかったら酒くらい付き合う」
ここも事の深刻さ(鈴音がどれだけ追い詰められてるか)が全然わかってない呑気さで腹立つ〜何だかんだで兄に甘い…。
周は元々鈴音の苦境が全然わかってねえけど!!
>「縁と結婚する前からわかってたやろう?」(7巻)
じゃねえんだよ!!周に何かできる事ではないんだけど、弱い立場の鈴音に対して無神経すぎんだよ!!
親に決められた結婚で鈴音にはどうしようもなかったのに、わかってたもクソもあるか!!
>「鈴音さんを解放してあげて下さい」
お母ちゃん!!!!!!よくぞ言うてくれた!!!!!!(拍手)
鈴音と同じ「嫁」であるいち日母だけが鈴音の苦しみの正体を的確に把握している(いち日は心から鈴音を案じているし同じく女性ゆえの差別に遭っているが「婿を取った跡取娘」である彼女には鈴音の境遇を正確に把握する事ができない)
縁に鈴音への愛情があると描いた上で円満離婚にしてくれたらとても嬉しいんですが、どうせ離婚せんやつでしょ…という諦め…。
鈴音!!!円満離婚して!!!!

みちやを抱っこしてる花火見せて上げてる周が良い…。
みちやは小2だっけ?体も大分大きいように見えるけど「もう抱っこしてもらう歳じゃないでしょ」みたいな事させずに自然に抱っこさせてるのとても良い。
抱っこされてるみちやにも照れがないの、周からのケアに慣れている感があり…良いね…。
みちやに対する周、父親の威厳とかじゃなくただ年長者として年少者をケアするというのをやってるのが好き。
田嶋にいち日の事で嫉妬してる周は好きじゃない(自分の恋愛に勝手に人を巻き込むな)けどみちやが田嶋の店に修行に行く未来を想像して落ち込んでる周は可愛い。そういうのはいっぱいやってください。

感想

ただの飯フレです
>「舞ちゃんにとっては『特別』って何?」
(すごく悩んで)「誰かにとっての10点で私にとっての120点…かな」
「さっきみたいな店は…多くの人にとっての80点がいっぱいあって でも逆に言うと「特別」はないの」
「特別っていうとポジティブに聞こえるけど それだけじゃない部分もあると思うし…」
9話のこの会話のくだりすごく好き。
誰かにとっての10点〜は自分にはすごくしっくりくる言葉。うんうん。
客観的に見て素晴らしくて世間の評価も100点でっていうのと、自分の中で「特別」になるっていうのは全然違う話…。
他の人は必ずしも高得点つけるかはわからないけどでも私にはすごく刺さるんだよ!!みたいなものの方が「特別」になりがちかも。

感想

ピュアストーン
ジリオンOPを購入したくてiTunes Storeで探しても無くてヤフーで検索しても天然石関連情報しか出てこなくて諦めてたけど、Googleで検索したらYouTube musicの配信が見つかった!やったー!
フルバージョンとても良い…。ダウンロード販売してくれ!!
ジリオンOP、アニメーションが本当に本当に凄い。めちゃめちゃ好き。

感想

お題は「果物」「食べ物」です
https://shindanmaker.com/605035

文章のお題にちょうどいいお題配布サイトか何かないかと思って探してきました。
お題は両方組み合わせても片方でもOK(このゆるさがありがたい)だそうなので「食べ物」で。

赤毛のアン 第15話「秋の訪れ」
https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/cd?p...
この回のアンがマリラに教わりながらブラウニーを作るくだりが、今まで見たアニメの中で一番好きな「食べ物」のシーン。

「貸してごらん」マリラを見上げるアン(卵を泡立てるコツがわからなくてちょっと不安げ)
アンが自分を見ているのを確認してから手元に視線を戻し手本を見せるマリラ。(やり方を理解したのか)表情が明るくなるアン。
マリラ、そんなアンに目をやり「やってごらん」
「そうそう、だいぶ泡立ってきただろ」上手くできるようになって嬉しくてマリラの表情を確認するように見上げるアン。
「ほらほらよそ見をしちゃダメだよ」手元に視線を戻すアン。アンの手捌きを確認するように頷きながら見つめるマリラ。

ここのアンとマリラの目の動きに二人の心情や関係性が表れる演出が本当に好き。まさに目は口ほどにものを言う。
アンとマリラの間で幾度も交わされる視線の愛おしさ〜〜〜〜〜〜〜。

宮崎駿作品の華のある食べ物描写より、高畑勲作品の抑制の効いた食べ物描写が断然好みなんです。
食べ物自体の絵も作る過程も食べた時のリアクションも「盛らない」方が好き。
「おもひでぽろぽろ」でタエ子がクリーム泡立ててるシーンも謎に心に残る…。

感想