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眠れぬ子には旅をさせよ

サムネ見た瞬間「めちゃめちゃ絵がいい…」と思ってクリックした。
人物の仕草ひとつひとつがめっちゃいい…。
人物だけじゃなく背景もすごくいい。旅が始まってからの背景、人工物も自然物も全部いい。岡山駅構内を描いた場面転換の為の小さいコマなんかまで魅力的だから、細部までずっと楽しい。

アプリでサムネに使われてる、旅行の朝レイジがフ〜〜〜!ってなってるコマが良すぎる。そこからしばらく続くレイジのウキウキ仕草めっちゃかわいい。
キャラみんな良いけどレイジのいとしさが特に際立って良い…。おばけのTシャツかわいいね。

民家(民宿)内部の描写が本当にいい〜!電灯の紐にくくりつけられてぶら下がってる星、棚の上のぬいぐるみ?赤べこ?、魚拓、おいしそうなごはん、床に置かれた猫の水とご飯の皿、小皿に入ったコーヒーフレッシュ。何もかもの絵がかわいい。

岡山の隣県瀬戸内側住み私、サワラ(というかサゴシ)めっちゃ食べるから親近感。瀬戸内で特によく食べられているということを知らなかったので、サワラ知らない主人公にカルチャーギャップ感じて楽しかった。
食事中の「どれ?」「これ!!」のくだり好き。

ネコかわいかった〜〜〜!!!!!!
宿の主人にずっとついてまわりつつ客を気にしてる様子とか主人公のひざにのってるのとかレイジに鼻チョンされてるのとか(これは両方かわいい)全部かわいかった!

車の激走する表現がとても面白かった(安全運転しよう!)

感想書くために読み返してたら、帰りの船のコマにいるカモメまでかわいかったので本当に全てがかわいいな…と思った。
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税金で買った本のネタバレ

税金で買った本は石平が大学進学(が判明)して以降の話が面白さのギアがまた一段階上がっててすげー好き!!!って大声で言いたいけど「石平の大学進学」をネタバレしたくなくて言えない。
自分はネタバレ伏せずにしゃべるタイプだけど、石平の大学進学が明かされた時のめちゃめちゃ嬉しい驚きをこれから読む人にも感じてほしいからできれば知らんまま読んでほしいと思っちゃう。本当に嬉しかったから…。
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獅子と牡丹|第13話「姉(あね)」

面白かった!森田が物語に本格参入して以降、話が断然面白くなってる。
電マックス森田の3人でしゃべってるだけで面白い。電やマックスに降りかかってる困難が理不尽すぎて行き詰まった状況が苦しかったので、森田によって財宝捜索が動き出したことで希望が感じられて(それで電とマックスも少し元気に見えて)楽しい。
お姉ちゃん絶対面白いキャラだと確信してた。思ってた通りいいキャラ〜好き〜!
電の髪型については納得しかない。電が自分であの髪型チョイスしてるの違和感があったので…そんなチャラい感じにするかなあ…?みたいな。
ラストの森田とお姉ちゃん愛おしい。そろそろあの借金取り再登場してしんどい話になりそう。ヤダーッ!畳む

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サイボーグ009(68年)16話|太平洋の亡霊
サイボーグ009(68年)16話|太平洋の亡霊
脚本は辻真先。
感想がまとまらないのでとりとめなく思った事書く。

画として強く印象に残ったのが、繰り返し映される旭日旗と日章旗と「菊の御紋」
タイトルの旭日旗背景を除いては、演出としてそれらを強調している訳ではなくただ実際に軍隊で使われていたからアニメにも映っているだけなのだが。だからこそというか… その3つは暴力と殺人の象徴なのだと強く感じられた。
特に「菊の御紋」は普段戦争ニュース等であまり目立たないので特に強烈に怖さを感じた。このあまり目立たない、というのは天皇制から日帝の加害を脱臭したいという印象操作が働いているんだろうなと思う。「菊の御紋」を先頭につけた軍艦が迫ってくるシーンの恐ろしさ…。

戦争を起こし敗戦を迎え戦争放棄したはずなのに自衛隊設立という矛盾。それらを実際に体験した人達の戦争をするなという怒り。戦争への怒りをこれほど強く描きながら本当に「太平洋戦争」への怒りしかなくて同じ時にあった日中戦争の事はかけらも触れない。アメリカへの怒りは描かれているのに。日本に侵略された国の人達の怒りは描かれない。それが描けない「反戦」の限界も含めて伝えていくべき話と思った。畳む

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桃太郎 海の神兵①
「桃太郎 海の神兵」の感想を書こうとしているが全然書けない。
侵略戦争をやめろ植民地支配をやめろ(端的な感想)

とりあえず見た瞬間にショックを受けたシーンを羅列する。「見た瞬間に」であって見返す内にこれ植民地主義…ひどい…と後からショックを受けたシーンは省いている。自分がどこに強く反応するのか確認したいので。

・神社での拝礼
・兄に抱き上げられて兵器の話をする三太の愛くるしい動き
・軍隊の話をする兄の膝の上で遊ぶ三太の愛くるしい動き
・軍隊の話で盛り上がる兄と子どもたち
・体をゆらし膝をさすって嬉しそうにお茶を待っているクマ
・たんぽぽの綿毛が美しく飛んでいく風景に軍隊の訓練の声が重なる演出
・慰問袋に歓喜する兵士達
・銃の手入れ
・落下傘たたむ
・装備チェック肩ポンポン
・作戦開始後目を開いたり閉じたり袖を捲ったり降ろしたり落ち着かないクマの動き
・飛行機から降下していく兵士達
・投下された武器に飛びつき手際よく身につけていく兵士達
・戦車に取り付く兵士達
・鬼ヶ島との交渉
・作中いくども挟み込まれる富士山/旭日旗のカット

人権感想

香村純子が次のライダーのメインライターと聞いてゼンカイジャーの事考えてた。
ゼンカイジャーって「共生」の物語だったけどじゃあ誰との共生?って移民・難民との共生の物語だった訳で…。キカイノイド達って自分の国の権力者の欲望の為に元いた世界から移民させられて棄民された難民なんよな。
キカイノイドキャラが体の不調で病院行ったら当たり前にキカイノイドの医者いるシーンめっちゃ好き。いやでも本当当たり前の事よな、キカイノイドをキカイノイドの医者が見てくれるの…。移民の患者としての権利も職業選択の自由も守られている世界…。
国会に人間の議員だけじゃなくキカイノイド議員がいたのも好き(外国人参政権の実現…!)
新聞にキカイノイドの権利を守る為の法案が載ってるシーンもあった。
他にもとにかく人間がやってる事はキカイノイドも当たり前にやってる描写だらけだった。
共生するのに大事な事って何?→移民が元々暮らしていたマジョリティと同じ権利を保障される事っていう話をずっとしていた。

何でこの作品の主題歌歌手がレイシストつるのなん💢💢💢
そういうとこ…。

人権感想

ながたんと青と ―いちかの料理帖― | 第47話

読んだ時のTwitterログまとめ。

男産め産めは最悪だけど予想してたので辛さに耐えられたが、鈴音が虚ろな目で自分の刺繍について「こんなに上手やのに…何の価値もあらへん」と心の中で呟くシーンが全然想像が及ばなかった類の苦しさでとても辛い。

いちかの料理と鈴音の洋裁、世間から認められそれで生計を立てている前者と“暇な奥様“の手遊びのように扱われる後者。
両者の価値に差があるはずがないのに、家父長制社会が後者を貶める。あまりに辛い。

鈴音がいちかと周の仲をかき回すお邪魔虫のような扱いになるのは絶対嫌だと思ってたんだけど、今回見るに大丈夫そうかな…でもとても辛い。

ながたんと青と ―いちかの料理帖―

感想

ひとごろし - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ・動画配信 | Filmarks映画
上は、松竹公式の紹介ページリンク貼ろうとしたら公式が結末までのあらすじ全部書いてしまってるのでFilmarksにした。
以下、Twitterで昔つぶやいた映画版ひとごろし感想ログまとめ+α。

主人公と妹のやり取りが好きだったんだよな〜と見返してみたらやっぱりすごく好き。「男らしさ」と程遠い主人公の良さ。妹にも敬語なの可愛すぎやん。

妹に「(臆病者と笑われてる)兄上のせいで嫁のもらい手がない」と愚痴られてる時のひたすら弱々なところすごく良いんだけど、妹に上意討ちやるぞ〜って興奮して気が大きくなってるとこの演技の不穏さ、松田優作すごくいいな…。

「男らしさ」に飲まれてしまって妹にも居丈高な態度になってしまうのかと思いきや、根の「男らしくなさ」の方が勝っているのでそうはならないところが良い…。

これ、ラストを思い返してみると封建主義とか「男らしさ・強さ」とかに舌出してみせるというか服従しない終わり方でとても良かった記憶。

劇伴がアニメっぽいなと思ったら渡辺宙明。
このコミカルで軽い音楽が、武士道をとことんコケにしてる感じですごく良い。

武士達が六兵衛を決闘の場に引きずり出すくだり、失神や失禁した特攻隊員を無理矢理戦闘機に乗せていたという話を連想してしまう。
作中一番怖かったシーン。
武士達の滑稽さがまた怖さを煽る。

ひとごろしの好きなところ、武士道をとことんコケにしているところ。音楽や主人公のキャラ、結末に至るまでとことん武士道をコケにしている。

主人公が「武士の美学」「男らしさ」のかけらも無いところが良い。
本当に武芸ダメで知恵者でもない(あれは知略とはまた違うと思う)人格が立派な訳でもない。
日本のエンタメの美化された武士像からとことん離れたキャラなのが良い。

封建主義社会で、人間を権力者の為の道具としてしか見ない社会では「役に立たない人間」であり続ける事自体が権力へのサボタージュというか反抗というか。権力者に都合の良い道具にならないという事。なんか癒しを感じてしまった。

結末、主人公が「武士道」「忠義」みたいなのを全部裏切っててめっちゃ好き。
私は従順じゃない人間が好き…従順な人間は見ているのがすごく辛いので…。

昂軒も主人公に引っ張られて「武士道」を捨てちゃうのとても好き。
共犯関係になっちゃってんじゃん…好きだよ…。

武士でない為に武士達から見下される昂軒が、武芸の腕といい立ち居振る舞いといい死ぬ覚悟を決めている事といい作中の誰よりも「武士道」の理想を体現しているの皮肉で良い。

感想


My Adventures With Supermanの絵が好みすぎて定期的にTwitterで検索して情報を探している。
メイン3人でわちゃわちゃしてるキャプチャを見かけるととても嬉しい。
スーパーマンが他のメイン2人をまとめてお姫様抱っこしているキャプチャとても可愛かった。
日本でも配信してほしい…というかアメリカでもまだ配信してないのか…?英語情報しかないのでよくわかっていない。

感想